PTルーブをチェーンに使う
一般的なチェーンルーブのように粘性はありませんが、PTFEが金属部分に付着し磨耗を低減してくれます。チェーンクリーナーでチェーンをよく洗浄し、拭き取るなど乾燥させてからPTルーブを吹き付けて下さい。吹き付けたあとはタイヤをゆっくり回転させ、PTルーブがチェーン全体に馴染むようにします。周囲に飛び散ったところは、パーツクリーナー等で洗浄しておきましょう。
かじり防止のための潤滑
ネジ山部分などにPTルーブを吹き付けておきますと、PTFE粒子が金属部分に付着してかじりなどを予防できます。ネジ山部分等に吹き付けて、余分なPTルーブをウエス等で軽く拭き取ってから組み付けて下さい。
ピボット部分などのきしみ解消
ピボット部分等に吹き付けると、ピボット部分の摩擦を軽減することができるので、スムーズな作動を実現することができます。サスペンションのピボット部分や、ブレーキやクラッチレバーのピボット。またチェンジペダルやブレーキペダルのピボットなどをスムーズに作動させます。またこういった部分できしみの出ているところに吹き付けることで、きしみを解消させることもできます。またクラッチワイヤー等のワイヤールーブとしてもPTFEの効果により最適です。
その他の使用方法
キー穴シリンダーの潤滑にも使用できます。キーの抜き差しや回転がスムーズではない場合には、キー穴にPTルーブを吹き付けて下さい。但しそのままにしておきますと、ほこりなどを吸着する可能性が高くなりますので、綿棒などで余分なPTルーブを拭き取って下さい。キーを差し込み、何回か抜き差ししてシリンダーを馴染ませてやると効果的です。